2015年11月05日

アロマ、ハーブとの出会い・続ける理由

 マイナス思考タイプの私は、ストレスをためやすく、心が疲れてくると確実に身体に不調が現れます。
社会人になってからは、ひどい肩こり、首こり、年がら年中風邪をひく等々、栄養材や薬頼りの日々でした(T-T)。

くたくたに疲れきっていたとき、友人がすすめてくれたのがアロマトリートメントでした。
 植物の香りとともに、ゆっくりとトリートメントをしてもらったら、心と身体から、ストンと何かが抜けていくのを感じたのです。
 「これだっ!」と思った私は、即座にアロマテラピーの勉強を始めました。アロマテラピーがエステ主流のものだと思っていた私は、いざ学んでみると、美容だけでなく、家事、健康維持など暮らしの中に簡単にとりいれられるものだと知り、驚くと同時に、とても身近なものに感じられました。
 
学びを深めようと資格取得を目指し、最初の試験に受かり、次の段階の試験に挑もうとしていたとき、妊娠がわかりました。しかし喜びも束の間、2回目の検診で、流産を告げられました。
 しばらくは手術後の痛み、心の痛み、落胆や自分を責める日々を過ごしていました。体調がようやく落ち着いてきたとき、このまま落ち込んでいるわけにはいかないと、アロマテラピーとハーブを少しずつ生活にとりいれていきました。
 
時が経ち、私の心と身体も落ち着きを取り戻し、おなかに来てくれた子は、もっと心と身体を大切にするようにというメッセージを伝えにきてくれたのではないかと考えるようになりました。
 そこから私は、真剣に自分の心と身体に向き合っていくことにしました。ハーブや精油の力も借りながら、自分の心と身体に耳を傾けゆっくり自分と向き合い、心と身体が整ってきたと感じたときに妊娠し、36才で無事出産することができました。
 
 アロマテラピーやハーブは、日常の暮らしの中に簡単に自分のペースでとりいれることができるので、面倒なことが苦手で飽きっぽい私でも続けてこれたのだと思います。植物の力を味方にできたことで、自分との付き合い方がわかり、以前の自分よりも心と身体が少しずつ和らいできた気がします。

アメリカの元女優、モナコ王妃だったグレース・ケリーは、
『花は私に多くの扉を開いてくれました。言葉よりも感情で訴えかけてくれたのです。』という言葉を残しているそうです。
彼女のように何でも手にしていると思われるような女性でさえも、やはり道に迷うことがあり、自然の力を味方にしていたことがうかがえます。
 
 人それぞれに悩みやストレスがあり、そこにはその人が抱えている様々な事情があります、だからこそ自分自身で悩みやストレスに立ち向かっていかなければならないことが多いと思います。
 自分のことなのにどうしていいのかわからなくなってしまったとき、自然の中でたくましく生き抜こうとする植物の力が、背中をそっと押してくれる心強い味方になってくれるかもしれません。


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