2017年10月21日

ご挨拶

私事ですが、昨年10月末、私の父が、そして今年の5月に義父が亡くなりました。

とても元気だった実の父との突然の別れ、11年の間、病と闘って亡くなった義父との別れ。

当たり前だと思っていた毎日の小さなことも、当たり前のことではなくとても大切な時間なんだということが身にしみました。

私の父は、仕事中に突然倒れ、そのまま帰らぬ人になりました。
よく働き、どんなに忙しくても私の10才の息子との毎週末のテニスを欠かさないような自他共に認める元気な人でした。

そんな父が、72才とはいえ、こんなにあっという間に逝ってしまうなんて思いもよりませんでした。

色々な感情が押し寄せました。

一番の心の支えは、周囲の方々の優しさでした。
本当にたくさんの方が父を見送ってくださり、私達を気遣ってくださいました。
父の友人、知人の方々をはじめ、私の友人、私の息子の友人達も息子を励まし、そのお母さん達、我が家のご近所の方々、お寺の方々、葬儀社の方々、親類等本当にたくさんの方が、父の話をしてくれ、ともに泣いてくれたり、温かい言葉をかけてくださいました。

おかげで、私達家族は悲しみの中でも笑う時間を持つことができ、少しずつ前に進んでくることができました。
私は、この時に皆さんからいただいた言葉や温かさをきっと忘れないと思います。

父の死は、私に「今を生きる」ということの大切さと人の繋がりの大切さを教えてくれました。
父から送られた最期の贈り物だと思っています。

生きていると辛く苦しく悲しいことも多々あります。そしてその感じ方や傷みの大きさは人それぞれです。だからこそ、自分が一番自分を理解し、自分自身で自分を整えていくことが大事だと感じています。

どんなに苦しくて心が挫けそうな時でも、一瞬でも笑顔になれる時があれば、少しずつ前に進めると思うのです。

たった一輪の小さな花や植物に癒され、元気をもらった経験をお持ちの方は多いと思います。

私も父の写真を飾り、毎朝、お花の水を変え、香りを供えることで自分を整えようとしています。

私達が自分自身で自分を立て直そうとするとき、植物は私達にそっと寄り添い、力を貸してくれることでしょう。

暮らしのなかに、植物の力をとりいれることで、様々な場面で頑張る女性、お母さん、そして育ちゆく子ども達に笑顔こぼれる時間を育むお手伝いができたらいいなという想いのもと、心をこめて講座を行っていきたいと思います。

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笑顔こぼれる時間が増えますように♪
小さな幸せをひとつでも多く見つけられますように♪
の想いのもと、With a smile 心機一転、
ゆっくりとスタートします☆
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Posted by HAChi at 15:57